仕事が辛い

病棟看護師の肩書きを失うのが怖かった私が派遣になって感じたこと

病棟看護師の肩書きを失うのが怖かった私 病棟看護師向いてないと思うあなたへ

これまでの看護師経験をもとに、皆様が安心して読める記事を書いています。

 

総合病院の退職を考えたとき、病棟看護師の肩書きを捨てることに抵抗がありました。

 

残業・休日出勤・夜勤・劣悪な人間関係といった一見劣悪な状況に苦しむ一方…、そんな環境でも頑張れる私を証明してくれる(気がしていた)ものを手放すのは惜しいとも思っていたんです。

 

劣悪な環境で頑張る私に酔っていたんだと思います。

あ〜、恥ずかし。

でも、当時は本気で思っていました。

hana
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久しぶりにこの記事を見直してる今、当時の自分がそんな気持ちを抱えていたことに改めて驚いています。

ようは全体的に自分に自信が無かったし、視野が狭すぎたんです。

もしかしたら、当時の私と似た気持ちを持つ方もいるかもしれません。

この記事では、

  • 病棟ナースの肩書きを捨てられずに次の一歩を踏み出せないあなたに
  • 私が派遣ナースで働く中で感じた正直な気持ち

を書いていきます。

 

結論から言うと、

  • あなたが病棟で働こうがゆるりと働こうが誰も気にしていない
  • 今見えてるのは本当に狭い世界

という内容です。

hana
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自分は看護師に向いていないんじゃないか…と考えるあなたも、「1つの場所にこだわることないのね!」と一歩踏み出す準備ができると思います。

病棟ナースだった頃の気持ち

hana
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まずは「もし病棟ナースを辞めたらどうなるんだろう…」と考えていたころの正直な気持ちから紹介します。

周囲からのイメージを異様に気にしていた

まずはナースの自分に対する、周囲からのイメージを異様に気にしていました。

「病棟でバリバリ働けないのはダメナース!」と、当時は本気で思っていましたね。

hana
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どれだけ視野狭いのよ、って話です。

看護師=病棟と思っていたのでしょうね。

もちろん外来やクリニック、訪看などいろんな働き方があるのは知っていました。

しかし、自分には馴染みが無さすぎる世界だったんです。

結果、「病棟ナースはすごいんだ!」という認識が無意識に私の中に芽生えてしまったのだと思います。

 

自分に自信がなかった私は、そこを取られたら終わり!と思っていて。

周囲からのイメージを本当に気にしていたんですよね。

 

「病棟ナースじゃない私は頭悪そうって思われるかな?」とか「病棟勤務に耐えられなかった使えないナースって思われるかな?」とか…。

この発想がすでに頭悪すぎなのは置いておいて、病棟以外で働くナースを勝手にダメ認定していたこの浅はかさ。

hana
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くだらないプライドが染み付いた私は本気でそう思っていました。

私から病棟看護師を取ったら何が残るの…?

「私から病棟看護師の肩書きを取ったら、一体何が残るんだろう…」とも感じていました。

 

実は総合病院を退職するとき「◯◯病院**病棟のナースだった自分がただのナースになってしまう」という恐怖感でいっぱいでした。

退職後は少し休む予定だったので、実質ただの干物女になってしまう。

hana
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自分で選んだことだったのにウジウジしていました。

私 ー 総合病院の看護師 = ゼロみたいな気持ちです。

解放される喜びと同じぐらい、恐怖や不安がありました。

派遣ナースになって感じた気持ち

hana
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続いて、総合病院を退職して派遣ナースになって感じた気持ちを紹介します。

価値観が一気に崩壊

とまぁクヨクヨしてきたわけですが、単発アルバイト・派遣を経て病棟看護師が一番!という恥ずかしい価値観が一気に崩れました。

「今まで自分が見てきた世界はなんて狭かったんだろう…。」

 

こんなことを言うの、かなり恥ずかしいんですけど世の中には入院していない人もいるという当たり前の事実に改めて気づかされました。

hana
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この感覚は私的に衝撃で。

病棟以外にも看護師が求められている現場がこんなにあるという実感を得たんです。

それまで私が働いていた世界は、がん患者さんで埋め尽くされていました。

手術前後の方、再発転移した方、そして終末期の方。

 

病院ではない自宅で生きている人たちに私ができることを考えた時の果てしなさと言ったらもう…。

ナイチンゲールに土下座したくなりました。

周りも派遣ナースに興味津々でびっくり

そして周りの友人ナースや先輩後輩も、実は派遣ナースや単発バイトに興味津々だったことに驚きました。

 

  • 訪問入浴ってどんな感じ?
  • 病棟ナースもデイザービスで働ける?
  • 残業は?
  • お給料は?

と、いろんなことを聞かれました。

 

結局、施設で派遣ナースをしている私にアレコレ言ってくる人はほぼいませんでした。

hana
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周りから何か言われるかも…と気にしていた自分がまたまた恥ずかしくなりました。

正直、病棟時代と比べるとお給料はだいぶ下がっています。

しかし残業と無縁、勤務日数も希望通り、人間関係に恵まれているというこの状況。

今の私にはとても合っています。

hana
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残業、休日出勤、夜勤、人間関係に対する我慢料として以前の年収を貰えたとしても、もう戻るつもりはありません。

もし仮に、この働き方に文句を言ってくる人がいたとしても私には関係のない話です。

 

少し前、実際にあったんです。

ある集まりで、看護業界のお偉いさんと話をすることがありました。

 

今も病棟やクリニックでフルで働く友人ナースに「頑張ってるわね!」とお褒めの言葉をかける中…

 

子供もいないのに派遣ナースをしていると答えた私に、明らかに冷たい視線を投げかけてきたんです。

想像ですが、おそらく「子供がいないなら臨床に出てしっかり働くべき!」と喉元まで出かかっていたんでしょうね。

hana
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あの表情は一生忘れません。笑

もう「病棟ナースじゃないと…」と、偏った視点は私の中から無くなっていたので、勝手に言っててくださいという感じでした。

いろんな考え方がありますが、私は今の働き方を選んでよかったと断言できます。

自分に合った仕事が見つかると幸せ

派遣ナースになり、自分のライフスタイルや性格に合う仕事が見つかると幸せだと感じるようになりました。

 

派遣ナースを通じて、看護師の幅広さを実感した私。

私がそうだったように、病棟だけで働くナースだと気づきにくいのかもしれない…と感じています。

 

その幅広さを知らずに病棟で疲弊した結果、看護師自体から離れてしまうなんて悲しすぎる。

だから、この経験が少しでも誰かに届けば…とブログを書いています。

hana
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病棟ナースに向けたマウンティングではなく、その幅広さを知ってほしいと思って書いています。

看護師=バタバタした現場で理不尽な先輩にどつかれながら働くのがデフォルトではありません。

ゆったり働ける場所もあるし、トゲトゲしい人間関係とは無縁の場所もある。

 

何より、自分に合った場所で働くのって楽しいですよ。

【結論】自分の信じた道を進みましょう

これらの経験から私が伝えたいのは、自分の信じた道を進んでみましょうということです。

hana
hana
興味を持てる方面があるなら進んでみると良いですよ。

病棟ナースとして働くことに限界を感じるけど、プライドに邪魔をされ動けなくなっているあなたも大丈夫です。

 

あなたが病棟で働こうが派遣ナースでゆるりと働こうが、誰も気にしていません。

 

今見えてるのは本当に狭い世界です。

そんな狭い世界の中で、看護師としてのあなたを諦めないでください。

hana
hana
一人でも多くの看護師が自分に合った場所で働けることを、切に願っています。